冬コミお疲れ様でした C87雑感

既に二週間経ってしまいましたがあけましておめでとうございます、本年もどうぞよろしくお願いいたします。去年の記事数が記事数なので(9記事)そろそろブログタイトルを考え直さなければならないなあと思いました。もちろん思うだけです。

 

年末年始とPCが故障しておりブログ更新を思いっきりサボってましたが書きたいことは色々とありました。冬コミには2日目・3日目と参加しており、ゲットした同人誌の感想も溜まっていますが、その前にリハビリ的にそれ以外の雑感をつらつら連ねてみようかと思います。

  

 

Webカタログ最高

 

なんだかんだで5回目の参加になるコミックマーケットですが、カタログは冊子版を83と84で買ったのみで、それ以降はWebカタログを購入しています。安いし便利なんですよね。何しろ冊子版は書店で買うと2,500円とかしますがWebカタログは540円です。浮いたお金で同人誌が4冊多く買える。またちょっとした空き時間にスマホでチェックした分も同期されて、前日ギリギリまでチェックした分をプリントアウトすれば自分だけのマップが出てくるという親切設計。もちろんそこから手書きで若干の書き込みは加えることにはなりますが…。用が済んだら解約することさえ忘れなければ、これほど行き届いたカタログはないです。会場にてスマホで若干の検索をする時なども助かる。あのクソ重い冊子を会場で持ち歩くのはもう今では考えられない(一度やって死んだ)。また次のコミケが来たらお金を払えばお気に入りなどを引き継いで使えるのも素晴らしい。まあたまにざーっと他ジャンルも眺めたいな、と思ったらまた冊子版も買うと思いますけどね。えーと、特に文句をつけるところが無いな、絶讃です。

 

 

傘は怖いからやめてくれ

 

C87の二日目は朝から雨が降っていました。私は雪山に登る格好+ポンチョの完全装備で一般参加列に並びましたがそこで結構驚いてしまいました。「傘ばっかりだ…」9割以上の参加者は傘をさしていたのではないでしょうか。「確かカタログに傘禁止って書いてあったような気がするんだけどなー」と思いながら若干イライラしながら行列に並びました。後でカタログを読み直してみたらC84のカタログでは【もし、雨が降ってきたら傘は周りの人の迷惑になりますので、できるだけ使わず合羽を利用しましょう】と書いてありました。禁止ではないようですね。でもあれだけの人が密集する場所では傘をさすのは危ないと思いますよ、目に刺さりそうで怖い。なるべく下を向いてスマホをいじり、傘の突起と眼球との角度を薄くするよう努めましたし、歩く時は顔の前に手を掲げて目を保護しました。次に雨が降った際はサングラスを持っていく予定です。サークル入場や昼過ぎのまったり参加など、密集行列を避けて来られる人は別に傘でも全く問題ないと思うけど、始発〜11時くらいまでの入場待機列ではやめたほうが良いと思う。目に刺さるってそんなこと万が一の確率だろw って笑う人がいるかも知れませんがコミケの参加者数を考えて欲しい。一人の怪我人がイベント開催の自由を大きく奪うことだってありうるのだし。シャッターブースや企業スペースの行列での雨対策(屋外と屋内を行き来する)については今回体験していないのでノーコメント。

 

 

ビッグサイトの土地勘がつく

 

特に経験が浅い頃はビッグサイトの巨大さに驚き、自分がどこにいるのかが今ひとつ上手にイメージ出来ませんでした。しかし今なら分かる。地図を見なくても、自分が全体のどこに位置づけられるかを感じることができる。大いなるものとの合一を感じた。まあそれもお目当ての所を廻った後も無目的にぶらぶら歩く地道な努力が身を結んだのだと思います。2日目は西↔東を二往復、3日目は一往復のみ、しかし両日ともざっとでも会場をぐるっと廻りました。これが結構面白いんですよ、足めっちゃ疲れるけど。料理の同人誌とか旅の写真集やら、本に限らず人形とかちょっとしたアクセサリとか本当にバリエーション豊かでおもろい。女性向けホモ同人エリアだけは未だに少しMPを消耗するけど、ここは継続して頑張りたい。あとあれだけ多くの人が集まるとどうしても多かれ少なかれぶつかってしまうのですがその辺も具合がつかめてくる。基本ぶつかっても皆無言だけど極稀に「ごめんなさい」とか聞くと感動する、した&こっちも必死でリアクションする。もちろんぶつからないのが理想だけどね。

 

 

まとまらない

 

この間NHKコミケ特集が放送されてましたね。今度の日曜(1月18日)に再放送もされるとか。「かんむすめ」には愕然としましたし他にもツッコミが多く入ってましたが、「自分の親にこの放送を見せた」という多くのコミケ参加者の声を聞く限り、概して参加者の側に立った良番組だったと思います。



だけど、それが世間からあまり認知されず、「闇市」だったからこそそこに意義を感じていた人にとっては複雑なのでは?とも思います。人気アイドルグループのメンバーのネット上の裏アカウントでの発言が公になっていまい、その下品な内容が却って肯定的に受け止められた時にも感じましたが。「これって本人にとっては【認められない】からこそ価値あることだったんじゃねーかなー」と。そこを認められちゃったらどこでバランスを取るんだろう、というか。どうなんだろう。シロクマ先生の本を読まなくちゃかな。