【咲-Saki-新シリーズ「シノハユ」聖地探訪】玉造温泉(@島根県)に行ってきた

夏休みが少し長めに取れたので、山陰、瀬戸内を旅行してきました。最初の目的地は咲-Saki-新シリーズ「シノハユ」の聖地、玉造温泉(とはいってもその時点では下のワンカットしか登場していなかったのですが)。

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19時東京駅発の高速バスで一路出雲へ。朝6時半ころ玉造停留所で下車。温泉街までは結構遠いな…。

 

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まあいいや、なんか面白いものがあるかも知れんし歩いていこう。夜行バスで大して眠れなかったことも相俟ってこの時点でテンションはMAXである

 

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だんだん近づいてきた。奥の橋は最初の「シノハユ」のカットの奥にある橋を逆から見た形になる。山陰自動車道の陸橋ですね。

 

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こんなのもあった。さすが出雲大社のお膝元やでえ…

 

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橋の真下から。たかい(KONAMI

 

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玉造温泉街に入るとこんな店が。出雲大社のすぐ近くにも同じ店があったのでチェーン店なんですかね。ぽっては居ませんでした。

 

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この上か…(゚A゚;)ゴクリ

 

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この坂を登った時の高揚は忘れられない。同じ道を小林立先生や他の咲-Saki-ファンの方たちは登ったのだ…!

 

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着いた。本当に来てしまった。東京からわざわざ夜行バスに乗って。俺は一体何をしているんだ…。あと何だこの謎の感動は。いや何故かは分かる。間違いなく同じ場所に小林立先生が立ってカメラを構えてシャッターを切り、そしてこの街で起きた物語を想像したからだ。更に言うと、「シノハユ」のあのヒロインがここに立っていたからだ。ゾクゾクしない訳がない。

 

さらに言うと、やっぱりまだあまり人が足を踏み入れていないところだから感動もひとしおだったのだと思う。咲さんが本を読んでいた東京国際フォーラムのリチャード・ロングの彫刻の上や、阿知賀メンバーが隠れてレジェンドと熊倉先生の話を盗み聞いた日比谷公会堂の陰、レジェンドがシズに淡対策を伝授していた日比谷公園のベンチ、などは生活範囲から近いのでよく行くけど、どこも普段から人がものすごく多いところだからね…。

 

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写真では分かりづらいと思いますが、坂の途中に生えている木の脇からのアングルで、ちょっと足元が不安定な場所でした。ここはまだそれほど危険では無いけど、吉野で小林先生が大怪我されたというのもこうした足場が不安定なところに取材に行かれて誤って…ということもあるのかなあ、とか思いました。ホント大事が無くて何よりでした。

 

ちなみになかなかこのポイントが見つけられなかったのでこちらのサイトさんの記事を頼りにやっと見つけました。お世話になりました。

 

夏休みだしもしかしたら同好の士に会えるかな―と期待して行ったけど残念ながら私一人でした。まあちょっと時間が早すぎたわな(朝7時台)。

 

玉造温泉駅に向かって歩きながら色々と撮影。

 

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小学校

 

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中学校

 

夏休みの部活に向かっているのであろう、自転車に乗った運動服の中学生数人に「おはようございまーす!」と元気に挨拶されました。元気に挨拶をお返ししました。小学校も中学校も写真はこの遠めからの一枚のみ。あんまり近くから撮って事案になりたくはなかったので。もしかしたらここに若かりし頃の瑞原はやり(28)たちが通学していたのかも知れない…!

(2013年12月28日追記:4話まで見たところ、少なくとも小5の時点でこの小学校に通っていたのははやりんではなく慕さんと閑無ちゃんでした。写真はこれしか撮っていないけど肉眼で色々見てきたから、シノハユで登場する風景に見覚えありまくりで毎号興奮しています)

 

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今月のビッグガンガンの予告ページの背景って多分この川の側道のどこかじゃないかなあと。

(2013年12月28日追記:ranobeさんのブコメでご指摘をいただきました。下の画像の川は玉造温泉街を流れるそれでは無く、これから3人が通う朝酌女子の高校の近くのようです。ありがとうございます。)

 

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以上です。しかし聖地巡礼ってのがこんなに面白いものだとは思わなかったのでひたすら新鮮でした。

 

これとは別で、最近ちょっと長野の山奥を車で縦断して来たんですが、咲さんと照(or咲母?)さんが話してる回想シーンでよく出てくる高い峰の連なる景色を見て来ました。俺も大概山奥の出身ですが長野の山は一味違いました。山々が凄く高いのに、視界が広くて遠くまで見渡せる。で、小林先生の絵やアニメの絵はその開放感だったり雄大さだったりをよく表現していると思います。そこの空気をよく掴んでいる。長野縦断の際は聖地探訪する時間的余裕が無かったのですが、車に乗りながら「この山のどこかで咲さんや部長がキャッキャウフフしているかも知れない」と考えるとテンション上がりっぱなしでした。

 

フェイタライザーでも出て来たけど、この「景色が違ったように見える」ってのが小林先生にとって凄い大切なことなんじゃないでしょうか。ほとんど病的なこだわりを持って日本全国ロケハンされて、その土地の空気を掴んだ絵を書き上げてるのもきっとそうした背景があるんじゃないかな―と。

 

まあいずれにせよ咲-Saki-は聖地が日本全国に散らばって沢山あって、非常に舞台探訪の甲斐がある作品ですよね。 今回はその後の予定が詰まっており玉造温泉には浸かれなかったので、シノハユの作品背景がもっと出揃った頃にできれば再訪したい。