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夏コミに行ってきた【C84二日目(日曜日)】

雑記 アニメ感想 コミックマーケット

「死ぬ前に一度でいいから行ってみたい」と思い約10年。念願叶い行ってきた。史上最悪の猛暑の中開催されたコミックマーケット84、世界最大の屋内イベントに。厳密にはC79とC83にも行くには行ったが経験不足がたたり、どうにも不完全燃焼だった。また、その2回は冬コミだったが今回は夏コミである。寒さはどうとでもなるが夏の暑さはどうしようもない。しかも今回は「生命が危険にさらされるレベル」と気象庁が散々脅しをかけていた。でも行きますよ。土と月は仕事だが日曜なら。しかも例年のコミケ開催は大体13〜15日前後とお盆の真っ最中でいつもなら実家で墓参りをしているところが、今回は若干前倒しになっており参加には好条件がそろっていた。俺は行く。けっこう前から楽しみにしていたんだ。

 

 

ファッキンホットな天候が予想されていたので、数日かけて備えることができた。まずは飲料水である。結局500mlのペットボトルを6本(内訳:ボルヴィック4本、うち2本は冷凍。ポカリ1本、アクエリアスの黄色いやつ1本)。岩塩の飴。ソイジョイ1本。ウイダー1つ。腕に塗るとスーッとするジェル。首などにはる保冷シート。小さな保冷剤3つ。タオル3つ。ゴミ袋2つ。スーパーのビニール袋2枚。もちろん帽子も。冷凍した飲み物をタオルでくるみ、それをビニール袋に入れ、その周りに飲料水や保冷剤を固める。鞄は幌素材のメッセンジャーバックひとつで行ったが、中央にその冷却ユニットを据え、鞄がちょっとしたクーラーBox代わりになっていた。結果冷凍飲料も溶けにくく大変に役立った。1日目に参加した人が飲料水の消費状況をレポートしてくれており、当初俺が予定していた分では足りなくなるかもしれないと思い少し多めに追加補充した。保冷剤なども荷物になりすぎない程度に用意。結局冷凍ボルヴィック1本と普通のボルヴィック1本は手付かずで、保冷シートも使わなかった。しかしまあこの程度の余りぶりならば適切な準備だったと我ながら思う。先人に感謝。 

 

8時過ぎになつめさんと大崎駅で待ち合わせる。事前に調べていた大崎駅 NEW DAYS での恋愛ラボうちわプレゼントをゲットしてから同じ電車に乗り込む。700円以上購入者へのプレゼントだったので、とりあえずレッドブルを4本購入。まあ何かに使えるだろう。今日は水分が通貨になりうる暑さだ…。

 

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かわいい

 

8時半にりんかい線国際展示場駅に到着。ビッグサイト正面からの行列が駅のすぐそばまで伸びていた。あのまとめサイトの画像はコラでは無かったのだなあ…。その列には加わらず、東棟の行列へ。これが駅から結構遠い。10分以上はかかるかな。やたらと広い東棟脇の駐車場に到着し、整然と並ぶ数万人の一人となる。そしてスタッフの指示に従いしばらく腰を落として休む。HUNTERXHUNTERの蟻編で殺されるために並ぶ数百万の東ゴルドー共和国の人民を思い出す。

 

大体2時間くらいはその駐車場で座ったまま待機していただろうか。会場に入れたのはちょうど11時頃。駅についてから会場に入るまでは約2時間半。これ一人で来ていたら退屈なんだろうけれどやっぱ友達と一緒にくると延々無駄話をして時間を潰せるのでとても良い。高校野球やら今期のアニメやらなんやらとにかく喋っていた。あとはひたすら水を飲んで塩飴舐めて冷感ジェル塗って恋愛ラボうちわで涼をとっていた。リコかわいい。あと赤﨑千夏さんはここ1、2年で完全に開花したと思う。折部やすなもモリサマーも春咲千和もそして真木夏緒も自分的に大当り役ばかりです。あと水はとにかく喉が渇いていようといまいと一定のペースで飲み続けた。汗は間断なく泉の様に湧き出続ける。嫌な泉である。近くに並んでいる人が熱中症でチラホラ離脱。

 

11時に場内に入り、真っ先に咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aアニメスタッフお疲れ様本ゲットに向かう。このお疲れ様本ってのはどうやらかなり入手難易度が高い部類に入るらしく、サークルチケット組や始発組くらいしか手に入れられないだろうと事前予測があり8割方諦めていたが、ツイッターで細かくチェックしても11時の入場時点ではまだ売り切れの情報はない。もしかしたら入手できるかもしれん。最後尾札発見! よっしゃ間に合った! ああ何てついているんだろうか。幸先が良いにも程がある。これからは心を入れ替えて若干他人に優しくしよう、とか考えていると売り手のスタッフさんが何やら数えながら近づいてくる。嫌な予感しかしねえ…

 

「・・・5、6、7、8、9。はいここまでです! 申し訳ありません、こちらの方で完売となります!」

 

( ゚д゚)

 

俺の目の前の人がその9番目だった。何が起こったのかしばらく理解できなかった。は? いやちょっと待って俺の目の前の人で売り切れ? 意味が分からない…。。。

 

 

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あと5秒早く到着して、あとひとつだけ前に並んでいれば確実にゲットできていた訳だ。

 

俺は選ばれなかった。何も考えることが出来ない。もう死にたい。

 

1分くらいフリーズしていた。フラフラになりながら(比喩ではない)なんとか次の目的地に向けて出発。気持ちを入れ替えるんだ…。そうだ、この経験をブログに書こう! 書いたからどうなるという訳ではないがこんな辛い話ブログにでも書かなければやっていられない。そんな訳でこの記事を書いています。

 

まあそんな感じで出だし思いっきり躓いたが気を取り直して他の咲-Saki-関連本探しに出発。まずはオダワラハコネさんの新刊をゲット。壁だったがそれほど並ばずに(5分くらい?)無事入手できた。セーラ好きにとっては神の様なお人ですが、特に「プロになろうと思うんや」が出色の出来だった。セーラに対しての周りの登場人物のコメントを紹介するというフォーマットで話が進んでいくんだけど、一人ひとりのキャラ理解が本当に深くて確かで、「ああ、こいつならこう言いそう」と感じられるセリフと表情ばかりだった。彼女たちの声が聞こえてくるようだった。

 

そのとなりにデジラバさんが出展していたので、咲-Saki-関連では無いがついでにゲット。これは20〜30分くらい並んだかな。並んでるうちにどんどん限定数が減るわ新刊売り切れが出るわで恐ろしかった、さすがシャッター…。しいたけちゃんがちょーかわいかったです。

 

その後は咲-Saki-島(東エ01-12辺り)を絨毯爆撃、ティンと来たものはとりあえず購入。ティンと来なかったものもノリで購入。げに恐ろしきは祭りのテンション。

 

そして取り置きをお願いしていた渡辺さんのブースへ。禁書目録×虐殺器官の合体事故小説他1冊をゲット。渡辺さんと実際にお会いしたのは3年ぶりだが、この3年間Twitterを通じて随分とアレなフィクションをネットを通じて沢山紹介してもらい大分キャパが広がった気がする。咲-Saki-と出会えたのも渡辺さんのお陰なので本当に感謝しかない。小説これから読みます。

 

その隣の隣くらいに敷居亭が出展していたので2冊購入。敷居さんとも3年ぶりに挨拶をすることができた。隣にレスター伯さんもいらっしゃったので少しお話をすることができ光栄でした。いつもお世話になってます。

 

これで8割方目的は達成したのであとはダメ元でチェックしておいた他の壁orシャッターなどを周りつつ会場を物色。運良く入手できたりダメだったりまあ結果は色々だった。本日1軒目の苦い経験から若干早足で移動したのは言うまでもない。途中で友達の緋野さんと農業の大変さについて話しこむ。

 

コミケ史上最悪の猛暑に見舞われた会場の不快指数上昇はとどまるところを知らず、汗も吹き出し続けた。途中で会場内に霧が発生していたというから恐ろしい。ちなみに不安だった悪臭は特に感じなかった。自分も汗でドロドロだったからに過ぎないかも知れないが。会場地図を持つ手も汗で湿り、マップがふやけて大変だった。本を触るときも汚れないよう気を遣いながらだった。手袋をしている人もいたがそれも納得の異常な湿度。

 

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帰宅後、かろうじてつながっている状態のマップ

 

会場内には大体3時間ほど滞在し、14時ころ離脱。体力的にはかなり過酷なことをしているわけだが途中からそれほど疲労は気にならなくなった。好きな本を探して欲望のまま歩き回っている訳だから脳内麻薬が体の限界値を知らず引き上げてくれていたのだろう。熱中症の症状に似通った要素があるので危険でもあるが。また、金の浪費は単純に楽しい。普通人間は金を使えば使うほど元気になる。代わりに同行していたなつめさんは結構グロッキーになっていた。彼は特にティンとくる本が無かったらしく購入もほんの数冊に留まっていた。そもそも本の購入よりもお祭り好き&人間観察が目的らしかったので、それは確かに余計に疲れるだろうな、と思った。要は目的意識というか、より自分の卑近な欲望に沿う行動をとれているかどうか。

 

いやここに来てる日本人は若干特殊

 

帰りは東京駅でビールとラーメンを食って帰った。ファッキンデリシャスでした。

 

まだまだ購入した本全部は読めていないのでこれから読みます。楽しみです。